チャーミングな工芸品で注目されるチェンマイは、個性的でセンスの良いお店が街のあちらこちらに点在しています。 「お寺の隣人」という意味のバーン・カン・ワットは、チェンマイの大本山として知られる、ドイステープ寺院のある山の麓に位置する、アーティストが集まった小さなコミュニティ。かわいいギャラリーや陶芸工房、雑貨店にお洒落カフェ、そして手作りジェラート屋まで、ナチュラルでハンドメイドをコンセプトにしたお店が集まっています。丁寧な手仕事の品々は、きっと連れて帰りたくなっちゃう。今、チェンマイで大人気のバーン・カン・ワットをご紹介します。 まるで小さな集落に迷い込んだ気分 バーン・カン・ワットは、アートや手仕事に囲まれたシンプルで居心地の良い暮らしを実践することで、訪れた人にも心地よくなってもらいたいというコンセプトのアーティスト村。真ん中の広場を中心に、古民家を改装した店舗が緑豊かな敷地内に10棟ほど点在しています。日曜日の午前中には、近隣で採れた野菜やハンドクラフト、ローカルフードの屋台が出る美味しいファーマーズ・マーケットも開催されます。 「Bookoo Studio」は、施設オーナーでもあるビックさんの店舗兼工房。陶芸家として作品製作をする傍ら、セラミック教室から似顔絵書きまでこなしちゃうマルチな才能の持ち主。バーン・カン・ワットは、チェンマイで培われてきた手仕事を見て楽しみ、実際に体験もできる貴重な場所。音楽やワークショップなど様々なイベントも行われています。 インスタ映えの空間は、ゆったりのんびりがいい 敷地内は、手仕事を生業とするアーティストたちの作品や工房を見ながら、ゆっくり歩いても15分ほどの広さ。「アーティスト村」と呼ばれているだけあって村全体が実にフォトジェニック。店舗によっては「NO PHOTO」というところもあるので注意は必要ですが、インスタ映えするポイントは無数。自分好みの場所を探しながらゆっくり散策するのがおすすめです。 工房に交ざって敷地内にあるセレクトショップでは、ローカルアーティストによる雑貨からアンティークアクセサリーなどが揃えられています。レトロチックなアイテムは欧米人にも大人気。 「LYNYN HOUSE」は、コットンの洋服を中心に作品をラインナップ。「Mainiji」という藍染めのリネンや手作りのピアスなど、どれもセンスの良いアイテムばかり。眺めているだけでワクワクします。 「Enough for Life」では、セラミック製品の他、チェンマイで昔から作られてきた竹細工の可愛いかごなども販売しています。ひとつひとつがハンドメイドの一点物。一期一会なので、これはっ!と思ったら買うしかない。 休憩にぴったりなカフェやレストランもあります。緑豊かな気持ちの良いテラスカフェは、まったりと寛ぐのに最高の場所。入口付近の手作りのジェラートショップも見逃せません。オススメはマンゴーとドリアン。多くの日本人はドリアンが苦手だと思いますが、クリーミーで濃厚。フルーツの王様と呼ばれるだけあり甘美な味わい。テイスティングもできるのでお試しあれ! アクセスは不便だけど、それがまたいい チェンマイの市街地からはちょっと離れているので、歩いて行くことはできませんが、それがまたバーン・カン・ワットを特別な場所にしているようです。アクセスは、ソンテウ(相乗りタクシー)やトゥクトゥクで行くのがおすすめ。名前を伝えても、分かってもらえないことがあるので、その時は近くにある有名なお寺「ワット・ウモーン」と伝えると連れて行ってくれます。ワット・ウモーンからは徒歩10分ほどです。 Baan Kang Wat(バーン・カン・ワット) 住所 191-197 Soi Wat ...
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